佐渡島/3日目@新潟県
先ほど銀行に行って通帳記帳したら、先週の月曜日に郵便局員さんに手渡した申請書の給付金が振り込まれていた。
何を買うかは決めていないが、あれもこれもと考えていたらとても10万円では足りそうもない。
もう少し温めておくことになりそうだ。
2016年8月
帰る日の朝。
朝食はヨーグルトとフルーツとホットサンド。食パンを食べ切った。
朝の海を見に行って、駐車場へ車を取りに行く時、坂道を歩いていたらオニヤンマが飛んでいたけど、甥っ子は虫や動物好きなわりには虫に触れない。
佐渡の自然の中で飛んでいくオニヤンマを、蒸し暑い日差しの中で見送った。
車でテントのある敷地へ乗り込み、荷物を入れてからキャンプ場を後にした。
ずーっと続く海沿いの道を走り、甥っ子も外に広がる海を眺めていた。
社会科見学でトキの森公園に寄った。
暑い中、ご苦労様です。よく見るとトキのくちばしが甥っ子の頭に、まるでちょんまげのように乗っかっている。
入館料(400円/大人・100円/子供)を払って施設の中に入る。
こちらは中に人が入っていない。
館内では佐渡島とトキの歴史についても触れることができる。
佐渡乳業の、牛乳パックにトキの絵が描かれていて、飲み終わった後に切ったり貼ったりすればかわいくなるという工作が展示されているのが印象的だった。
これはサギだったような・・・
獣医さんとトキの顔はめパネル。
室内からトキを見る。すごく遠い。
炎天下の中、土産物屋でいろいろ選ぶ。甥っ子はお姉ちゃんや妹にキーホルダーなどのお土産を買った。
私はトキの切手シートを2枚買った。
佐渡の田んぼに巣立ったトキが飛んでいるかもしれないよと言いながら探したが、見ることはできなかった。
野生のトキは絶滅してしまったが、人工繁殖に成功して再び佐渡の風景の中でトキを見られるのは素晴らしい。
トキが飛んでいるのを見るまでは、私は何度でも佐渡島に足を運びたい。
お昼は佐渡寿司弁慶本店で食べる予定だったが物凄く混んでいて、90~120分待ちだった。待っている時間がもったいないと思い、隣にあったモスバーガーでテイクアウトし、車を走らせながら食べた。
フェリーの時間までまだ2時間位あったので、小木港近くの素浜海水浴場で泳いでから帰る事にした。
帰る前にもう一度海に入れることになってはしゃぐ甥っ子。
海に入るというよりは砂で遊ぶ方が面白いらしい。
この3日間で一番の笑顔を見せていた。
ここの海水浴場は砂浜なので、足を切ったりする心配がない。
しかし、泳いでいる時にアンドンクラゲに刺され、物凄く腫れた。腫れが引かないので、後日病院で点滴を打ってもらった。この日から私はクラゲに刺されると抗体が反応してしまうようになった。刺されたのが甥っ子じゃなくて良かった。
透明度
魚もいる
海水浴場の目の前に無料のキャンプ場があるので、いつかこちらでもキャンプしたいと思う。
泳いだ後は有料のシャワールームがあるので、そちらで体を洗ってさっと着替えてフェリー乗り場へ向かった。
フェリーに乗り込む為に車で並んでいたら隣にツーリングのお兄さん達がいて、炎天下の中暑そうだったので、甥っ子に「窓を開けてこれをお兄さん達に渡して」と言って私達が食べなかった熱中症予防タブレットを渡した。
甥っ子がバイクのお兄さん達に渡したら喜んでくれて良かった。
そして、2人のお兄さんがフェリーの中で甥っ子のシートまでやってきて、お菓子をくださった。甥っ子もすごく喜んでいた。
さようなら、佐渡島。人見知りは克服できなかったが、年長の甥っ子も少しは成長しただろうか?
フェリーの中でトキの牛乳を買った。
直江津港に到着し、バイクのお兄さん達に手を振って別れた後、夕飯を食べに近くの回転寿司屋に立ち寄った。カウンター席に案内された。
ここで甥っ子が凄い勢いで寿司を食べ始めた(2人で5000円超えた程に!)。
「お腹が空いてたの?」と聞いたら「だって、麺ばっかりだったから・・・」という。
確かに。キャンプではパスタやラーメンなどの簡単にできる麺ばかりで、米粒を食べていなかった。申し訳ないことをした・・・。最後にお腹いっぱいお寿司を食べさせてあげることができて良かった。
甥っ子がデザートのアイスクリームを食べている時、甥っ子の隣に座っているカップルで来ていたお姉さんが板前さんにわさびをくださいと言っていたのが聞こえた。店内は混んでいて、板前さんがすぐにわさびを取りに行かれない状態だったので、またまた甥っ子に「隣のお姉さんにこれを渡して」と、わさびを渡すように伝えた。
甥っ子がお姉さんにわさびを渡すと、お姉さんはとても喜んでくれた。
「美味しそうな物食べてるね!」と綺麗なお姉さんに言われて、まんざらでもなさそうな甥っ子だった。
こうして私と少年というにはまだ小さい男の子の2人旅が終わった。
2人とも人見知りを克服することはできなかったが、たった3日間で克服できることではないから仕方ない。
頑張ってタブレットやわさびを渡すことができた。それで良しとする。
次に2人で旅をするのはいつになるだろう?
甥っ子が好きな動物を間近で見れる国に行ってみたい。
保育園に行った甥っ子は「焼けたね~!」と先生たちにびっくりされたらしい。