蓼科山@長野県
夏休みが終わってしまった。
始まる前は雲ノ平に行きたいなぁと儚い夢を抱いていたが、夢は夢のまま終わった。
夏は家業の手伝いがある為、今年の夏も自宅で過ごした。
友人とご飯を食べに行ったり、ライオンキングを観たり、コメダ珈琲でモーニング食べたり、普通の日と変わらない日々だった。
8月18日(日)夏休み最終日
キナバル登山で知り合い、5分程話して連絡先を交換したKさんと4カ月ぶりに会う事になった。
ただ会うのではない。
一緒に山に登るのだ。
3日程前に日帰りでどこかに行こう!と決まり、日帰りで登れそうなちゃんとした山を考え、爺ヶ岳と蓼科山が候補に上がったが、2人で待ち合わせても無理のない蓼科山に登る事になった。
晴れマークが続いていたのに、前日になって15時から雨マークに変わった。
大丈夫。15時には下山しているだろう。しかし、眺望が心配だ。
Kさんは初めての蓼科山。私は数えてないけど7回目位だろうか?
今回は大河原峠から登った。
登山口から蓼科山荘まで約1時間。
そこから約20分~30分かけて山頂までの道は急登だ。蓼科荘から山頂まで一気に約1000mの標高を稼ぐ事になる。
アクロバティックな登山道。私は腕も足も短いので、確実に他の人よりも歩数は多い。
Kさんのスマホのアプリが標高をアナウンスしてくれるのが面白い。
もうすぐ頂上。
山頂に着いて記念撮影。
広々とした珍しい山頂では石さえゴロゴロしてなければ野球とかできそうだ。
山頂の風をもろに受けなさそうな場所を探してランチ。
Kさんがお気に入りのコーヒーを持ってきてくれたので、サクっと1人で登る時にはあまり持ってこないストーブを持ってきた。
リスの糞から穫れたコーヒー豆。
ベトナムのお土産らしいが、ジャコウネコの糞じゃなくてリスってところが珍しい。
猫よりお値段は安いらしい。
とりあえず乾杯!
Kさんは私が持参したたまごパンを気に入ってくれて写真までをも撮っていた。
雲の切れ間からたまに横岳も見えた。
ひとしきり食べて山頂をぐるっと半周し、無事にここまで来れた事にお礼をした。
下山の安全も頼みます。2人とも小銭を持っていなかったので、手を合わせるのみ。
下山前に蓼科山頂ヒュッテでトイレを済ます。
Kさんを待っている時、冷たい風が吹いてくるのを感じた。
雨が降る前の、あのひんやりした風だったのでこれはもしやと思ってすぐに下山した。
コースタイムは記録しなかったが、登山口を9:15に出発し、山頂でゆっくりめの休憩を1時間程とり、13:55頃登山口に帰ってきた。
その後、かすがの森で温泉に入って解散。
夏休み最終日に、夏休みらしいことができて良かった。
全ての画像 by Kさん