千里浜ドライブ@能登半島(石川県)
7月28日(日)
巌門を後にしてから30分位で千里浜なぎさドライブウェイに到着。
入口がわかるか心配だったが、標識を見ながら無事にスタート地点に到着できた。
全長は8km。
脇道があり、途中から入ることもできるようだったけど、どうせ走るならスタート地点からゴールを目指したい。
千里浜なぎさドライブウェイの通行情報もあるらしいから、チェックしてから向かった方が良いだろう(私はスマホじゃないので、チェックの仕様がないからそのまま向かった)。
とても暑い晴れた日だったので、海水浴客が沢山。
脇から人がバッと飛び出して来るかもしれないので、ゆっくりゆっくり走った。
車だけが走っている砂浜をイメージしていたが、これはこれで夏らしくて良き。
大きな観光バスも走っていた。
途中で車を停めて撮影。
前後の車の距離が結構開いているのも良い。
あまり海水浴客がいない場所を選んで撮れば、イメージ通りの千里浜ドライブ風。
白いタープと椅子がお洒落
浜辺はタイヤで踏み固められていたので4WDでなくても安心。
今回は海水浴客がいたから決められたスペースで海際を走る事はできなかったが、たまにハマってしまう車もいるらしい。
安全に8kmの夏を突っ走り、ドライブは終わった。
そして我に返る。今、ここはどこですか・・・?
とりあえず249号に出て道を走っていると、”のと里山街道”という道が出て来て、私が持っている北陸のガイドブックには載っていなかったので、国道159号から県道300号に入り、そこから氷見を目指そうと考えた。
しかし、30分程159号をうろうろしてガソリンも残り少なく、これでGSのなさそうな県道から氷見まで辿り着けるか不安になった。
結局、一番大きな通りでGSも豊富にありそうな249号まで戻り、ブルーベリーソフトのお店で道を尋ねたら、どうやら県道300号はとんでもない山道らしい。
日頃から山道に慣れてはいるが、知らない場所での山道は不安だ。
目的地までの方向から多少逆上する事になるが、国道415号から氷見を目指した方がいいよと言われたので、ブルーベリーソフトのおばちゃんから言われた通り、そのルートで氷見を目指すことにした。
ここから415号へ行く途中にGSがあるかどうか尋ねたらいっぱいあると言うので安心していたが、うっかりおばちゃんから言われた消防署より手前で曲がってしまい、415号はガソリンを気にしながら走ることになった。
気にしながらというのは、急ブレーキ、急発進、スピードの出し過ぎ、車内の冷房を切る、ということである。
カンカン照りの暑い日(32℃)にガソリンを気にして窓を全開にして走っている車は私だけだった。
おかげで腕をこんがり日焼けし、「休みの日は工事現場でバイトしてました」という感じになった。健康的で良き。
415号の終点でGSに入る。そこでGSのおばちゃんに国道8号線は来るときにとても混んでいたけど、いつもあんな感じなのか聞いてみた。いつものことらしい。できるだけ8号を通らずにスムーズに行けるルートを説明してもらうも、私の持っている地図があまりにもざっくりし過ぎなので、もっとわかりやすい、フリーペーパーに載っている地図で説明してくれた。ナビは?ありません。よくこの地図で来たねと感心された。私も同感です。
能登半島の旅ではやり残したことがあるので、生きてる間にまたいつか行きたい。
やり残しリスト
・聖域の岬/ランプの宿
・塩作り体験
・和倉温泉
いつか行きたいと言うよりも、能登半島は人も自然も私に合っていたので住みたい。
住みたい場所が増えてしまった(他にも和歌山、伊豆諸島、種子島、佐渡に住みたい。全国各地に別荘が持てたら最高)。
当初、往復全部下道で貫こうと思っていたが、家まで残り3時間の所で高速に乗った。
高速に乗っていなかったら、通るはずだった下道の道路崩壊に巻き込まれていたかもしれない。その辺りを高速で通った時、すごい雨だった。翌日の新聞で道路崩壊を知り、ぞっとした。
また、私が能登半島を満喫している事を知っている母や友人から「そちらの雨は大丈夫ですか?」としょっちゅうメールが来ていたが、能登半島は2日間とてもよく晴れていた。友人曰く、台風が熱帯低気圧になって、富山県や石川県も大変な大雨だったが、能登半島だけは雨が降っていなかったらしい。
能登半島でなく、火打山と妙高に登る選択をしていたら、フジロック並かそれ以上には雨で大変な事になり一睡もできず、下山すらできなかったのではないだろうか?
3つの奇跡をただの偶然で片づけてはならないような気がする。
人はどこで命を落とすかわからない。命など一瞬で簡単に無くなってしまう事がある。
肝に銘じ、慎ましやかに生きて行こう。
90歳過ぎるまで(ざっくりと計算し、90過ぎまで生きなければ年金の払い損になってしまうので)。