明日は会社休みます。

仕事を続けながら休日に旅をするOLのブログです。

恋路海岸@能登半島(石川県)

急に能登半島の旅に出たのだが、以前から行ってみたいと思っていた場所があった。

和倉温泉

聖域の岬/パワーホール

輪島朝一

千里浜なぎさドライブウェイ

全てを制覇するとなると、やはりぐるっと周遊しなければならない。

 

気分的にはちょっと遠回りしても海沿いの道を選んで車を走らせたいと思ったので、それが県道だろうが海沿いの道を選んだ。

和倉温泉聖域の岬にあるランプの宿は予約を取っていなかったので、いつかその辺で泊まってみたい。

 

7月27日(土)

お昼を食べて和倉温泉方面へ向かった。

30分~1時間位で到着したような気がする。

宿泊の予約をしていなかったので、海を見ながら日帰り温泉に入れたらいいなと思っていた。

海沿いに湯っ足りパークという看板を見つけてUターン。

駐車場で着替えやお風呂セットを準備していると、子連れのお父さんが風呂から上がって帰ってきたところだった。

まだお風呂には早い時間だが寝る前にまた入ればいいかと思い、温泉セットを持っていそいそと入口に向かった。

わりと近くまで来てから、人々がズボンの裾をまくり上げて座っているのが見えた。

足湯だった。

幸いにも私が温泉セットを持っている事は誰も気づいていない。

踵を返し、手に持った温泉セットや着替えの入った袋を隠しながら逃げるようにして車に戻ってきた。それと同時に湯っ足りパークという名前の「足」の字の意味を理解した。

さっき駐車場で出会った子連れのお父さんは私が温泉セットを用意しているのを見て不思議に思っただろうな、恥ずかしかったなと思いながら湯っ足りパークを後にした。

和倉温泉には海を見ながら露天風呂に入れる旅館が沢山あるが、日帰り入浴を受け入れている旅館はあまり多くない。

総湯と言う温泉施設もあるが、温泉に浸かりながら海を見れないので候補から外した。

湯快リゾート金波荘多田屋では日帰り入浴可能で海も見れる。

迷ったが、お風呂に入ったら今日中に目的地に着けるかどうかわからない。海を望みながらの入浴は次回に持ち越し、次の目的地である聖域の岬に向かう事にした。

 

国道249号から海沿いの県道28号に入る。

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学生の頃に一度だけ穴水で研修をしたことがあったが、はて?あの時寝泊まりしていた施設から海は近かったのだろうか?と必死に思い出そうとするも思い出せなかった。

 

途中、夏祭りでお神輿が出ていた村で迂回をした時に道に迷い、地元の人に聞いたらとても親切に教えてくれた。

 

恋路海岸はひっそりとしていたが、1組のカップルがいたので気を利かせて長居せずに退散した。

かわいそうなおひとりさまの私。

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県道はすごく道が狭くて抜け出すのに時間がかかった。

再び国道249号に出ると、道の駅すずなりがあり、近くの海沿いに銭湯があったのでUターンしてお風呂に入ることにした(¥400)。

いまからなら夕日を見ながらお風呂に入れそうだと思ったのだ。

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券売機にお金を入れると青いチップが出てきて、それと一緒に下駄箱の番号札を受付けのおばちゃんに渡す。おばちゃんはとても優しかった。

露天風呂はなかったが、海を見ながらお風呂に入る事ができた。

海の上に虹が出ていていつまでも消えないので、窓際に立ってぽーっと長時間眺めていたら、チャリンコに乗ったおっちゃんと目が合った。

もちろん私は裸一貫で海を眺めていたので、完全に全部見られた。

すぐにさっと座って湯船に入ったがもう遅い。

マジックミラーのようにあちら側からは見えないと思い込んでいた。

 

銭湯を後にする時に写真を撮るため、改めて看板を見てびっくり。

海浜あみだ湯だった。あみだ!!!!なぜ?

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銭湯を出る頃には8時近くだった。

ダメ元で道の駅に行ってみるも、既に閉まっている。

夕飯を食べていなかったので、飲食店を探すも見つからない。

近くにあった閉店間際のスーパーに寄り、お茶類と2割引きになった300円(値引き前の値段)の太巻きを買って再び道の駅に戻り車の中で食べた。

地産の物を食べたかった夜だった。

眠くて眠くて、これからキャンプ場に行くのもテントを設営するのも無理。

一刻も早く眠りたいと思ってそのまま道の駅で車中泊した。