禄剛崎灯台@能登半島(石川県)
金曜日、会社から帰宅して夕飯を食べ、出かけようとしてバッグの中に財布が入っていない事に気付いた。
お昼に財布だけ持って銀行でお金を下ろしたが、それ以外財布を出してもいない。
お弁当バッグの中にもない。
車の中も何度も確認したけど隙間にも挟まっていない。
今日は会社にも財布を持って行っていない(いつも車の中)が、自分の記憶違いということも無きにしも非ずだ。
会社に電話して、同僚にその辺を見てもらうもないという。全身に嫌~な汗をかき始めた。
これはいよいよクレカを止めなければ!と思い、カードの紛失センターへ連絡した。
今後、紛失したカードが見つかってもそのカードは使えないからハサミで切る事とカードの再発行手続きに1080円かかる事を伝えられ、二つ返事で「はい」と言った。
そんなことは後でいいから早く止めてくれよ!と心の中で焦っていた。
5分後、念のためと思ってもう一度車の中を確認したら助手席のシートとドア部分に挟まっているのを発見。
さっき探した目は節穴だったのだ。
現金は3万円入っていた。
もちろん1円たりとも失っていないが、カードの再発行手数料1080円は失う事になる。
7月28日(日)
さて、聖域の岬を後にし、向かうは日本三大朝一である輪島朝一だったが、この辺りから道路の標識に”禄剛崎灯台”と出てきたので、ついでに寄ってみようと思い、車を走らせた(ナビがついていないので道路標識が頼りの旅です)。
珠州市案内図
この辺りからかつてNHKの朝ドラ”まれ”の宣伝色が濃くなってくるが、朝ドラの時間帯は通勤途中なので観た事がない。
課長は観た事があったと言っていたのを思い出していた。確か、土屋太鳳ちゃんが出ていてパティシエの話だったような・・・。
灯台までの道がわからなくて、人に聞こうとも誰もいない・・・ということはなく、道の駅の目の前にあるドライブインの女将さんが鉢植えに水をあげたりしていたので尋ねた。まだ6:06ですよ。早起き最高!!
灯台へは道の駅に車を停めて歩いて向うらしい。
岬自然歩道 狼煙の看板横の細い道を歩いて行く。
灯台まで365m。ただし、坂は急勾配。
整備されたアスファルト道
頂上らしき芝生の広場に到着。ここでキャンプができたら最高だな。
道なりにぐんぐん進むと、若い男子達が熱く語っていた。
どうやら昨日は道の駅でイベントがあったらしく、広場の一角にステージの照明やスピーカーらしき物があった。
熱く語っているのはスタッフの男子だろう。恐らく夜通し語っていたものと思われる。
邪魔にならないようにそろりそろりと距離を置いて灯台に近づく。
着きました。
私は海から昇る朝日も海に沈む夕日も見れなかったが、雲の切れ間からの光を見る事ができた。
天使の梯子。今日はいっぱい天使が地上に降りて来てるから悪いことはできませんよ。
水面に映る太陽の光。
灯台って、有名だろうが有名じゃなかろうが、あれば立ち寄ってしまいたくなる私のパワースポット的存在。
ひとしきり灯台を楽しんで帰ろうとしたとき、来たときにスルーした誰かのお墓っぽい物の近くに行ってみた。
遠くから見てもあまり興味はないが・・・
なんと!海を望む場所にひっそりと建つそれは日本列島の中心部だった!
えーーー!!と思いながらも踏みますよね。
2019年7月28日 6:37 日本列島の中心にいたのは、紛れもなく私だ。
足元のブロックには色んな人の名前が。
禄剛崎をめぐる自然歩道があるらしい。時間があれば歩いてみたいけど・・・
往復している余裕はないのでそのまま帰ることにした。
来るときには気付かなかったwelcomeツリー
輪島朝一まであと約1時間半。
お腹が空いてきたが、ここで何か食べるわけにはいかないと、いよいよ輪島に向かって車を走らせる私であった。