ホテルブレストンコート@軽井沢(長野県)
兄が結婚した。
一生独身だと思っていた兄だったが、ちゃっかり将来の伴侶を見つけていたのだ。
1人暮らしで日頃から食生活を心配していたので今後は安心だ。
今回は旅ではないが、食いしん坊の私が食べた物の備忘録。
10月17日(木)
平日だったが、台風19号の影響を受けて高速道路の通行止めの影響で国道18号が渋滞していた。
渋滞を考慮して早めに自宅を出発し、式場に向かった。身内が遅刻するわけにいかない。
国道から続く細い道を上がっていくと観光客が歩いていた。
11:40 千ヶ滝にある軽井沢部レストンコートに到着
今や星野リゾートで全国各地に高級ホテルを構えるようになったのはここ15年位のことで、昔は星野温泉という古びた温泉宿だった(現在の宿泊施設がある辺り)。家族で泊まりに行って、温泉宿にありがちなゲーセンでよく遊んでいた。
ロビーのど真ん中には大きなフラワーアートがあった。すすきやかぼちゃなどをこんなに格好良くできる表現なんてすばらしい。
新婦のご家族は既に到着していた。
ホテル敷地内には木造の軽井沢高原教会と石の教会があり、兄夫婦は石の教会で挙式をした。安藤忠雄さんという有名建築家がデザインした教会で、挙式がない時は内部の見学もできる。チャペルの階下は内村鑑三記念堂になっていて資料などもある。石の教会内は撮影禁止だった。
神父の言っていた「世界中の人口である78億人の人と1人1秒ずつ会っていったとしても240年かかる」という言葉が印象的だった。私はその限界まで挑戦したいなと思う。
式次第
披露宴会場はホテルの車で移動し、宿泊施設のあるyukawatanへ。
今回の台風19号で敷地内に流れる湯川も増水したようだった。昨日までブレストンコートも停電していたらしい。
建物内に入ると入口付近にお香がたかれていた。
シンキングボウルの生演奏。神秘的な音色。
中庭
和食のテーブルセッティング。中央のナフキンは帰りに持ち帰る。みすゞ飴は杏味。
お品書き。台風の影響でメニューの内容が少し変更になるということだった。
桜茶
席次表
今後のお付き合いと新郎新婦の新しい家族の絆を祝して、ロールケーキ3本が包まれている紐を両家の母が結ぶ。
お子様メニュー
玉手箱のような物が配られた。水引は亀をイメージしているようだ。
祝い八寸
エビ、にしんの昆布巻、黒豆、シイタケ、フォアグラゼリー、ブロッコリー
上にある陶器の蓋をパカッと開けると・・・
かずのことにんじんと大根の酢の物みたいなものの上にいくら(お品書きではスモークサーモンの蓮根巻きとあるので、恐らくこれが変更メニューだろう)
これ、美味しくてもっと食べたいと思ったのはフォアグラゼリー。クリーミーだった。
元々あまりフォアグラは好きじゃないけど、これならいける。
煮物腕
蒸しあわびと卵豆腐。あわびが柔らかくておいしかった。
お造り
鯛とマグロ。お刺身は苦手なので隣の姪っ子に食べてもらった。どっちが大人だかわからない。
お凌ぎ
湯葉の汁物の中にお赤飯を丸めた物が入っていて、生姜の味が効いていた。お出汁が美味しかった。写真は撮り忘れたようだ。
焼き物
宝楽焼。エビ、ハマグリ、白身魚が何だったのかわからない。食事が運ばれてくる前にマイクで案内があるのだけど、だいたい話に夢中になり聞いてない。レモンを絞って食べた。レモンだけが乗っているお皿の大きさ!
炊き合わせ
穴子、ホウレンソウ、カボチャ、ナス
強
牛ヒレは柔らかくてもっと食べたかった。
ご飯
土鍋で炊いた季節の炊き込みご飯の中には炙った鳥の皮が入っていて珍しいなと思った。お味噌汁は八丁味噌にあおさ、下にわずかにからしが入っているのでお箸でかき混ぜてからお召し上がりくださいとのことだった。お味噌汁にからし。斬新なアイデア。
八丁味噌にしたのは普通の味噌だとからしの味が強く出てしまうのだろうか?
お子様のデザート
デザート
季節の果物。ルバーブのソルベ、メロン、巨峰、柿、オレンジ
ルバーブとはふきのような植物で、熱を加えると赤くなる。ジャムにするのが一般的だろう。甘酸っぱい味。
デザート
披露宴の最初に両家で交わした儀の時に巻かれていたロールケーキ。
小さい丸はフランボワーズ、マンゴー、抹茶味。
周りの紫は紫芋、外側は抹茶のスポンジ。
お腹いっぱい。
お抹茶
和菓子は番の鶴をイメージしているが(くちばし、目、頭の赤いの)、どうみてもおしり探偵にしか見えなくてずっと見入ってしまった。
お見送りの時に一人一人手渡されたのは金平糖
引き出物
バウムクーヘンやパウンドケーキによく合う紅茶
パウンドケーキ