明日は会社休みます。

仕事を続けながら休日に旅をするOLのブログです。

神津島

先日のクレカ引き落としの為に引き出した郵貯。引き出した分を補わなければならないはずが、給料日を迎えた後に早速欲しいものが出てきた。

ただでさえ金欠の今、バナナリパブリックのトレンチコートなど買う余裕はないはずだ。

¥26,000が、今なら¥18,200で買えるらしい。

”今なら”って言葉に弱いことをよくわかっている販売戦略に、私は乗ってしまうのか?

 

神津島 2013年9月】

年長さんになる姪っ子を連れて神津島へ行きたいと思ったのは、確か駅に貼ってある神津島のポスターを見たからだったと思う。

もう5年も前の事で、その頃年長だった姪っ子は今では5年生になり、私の記憶も益々曖昧になっているのでよく覚えていない。

行くと決めてから慌ててツアーの予約を取った。

往復の船は大人のみ予約し、姪っ子は私の膝の上でOKと思い、民宿の布団と料理だけ子供の分もお願いした。

 

出航の日は小学校の運動会にちょこっと出てから出発。

東京へ向かうバスの中で姪っ子にアルプス一万尺を教え、買っておいたパンを食べた。

竹芝桟橋に着き、出航。

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姪っ子も私も、船の旅はこの時が初めて。

何もかもが新鮮だったので、伊豆大島や新島と比べると写真のデータ量が多い。

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椅子席を予約していたが、狭くて例え子供と2人でも眠れない。

姪っ子をシートに寝かせ、私は100円でレンタルした毛布にくるまって床で眠った。

子供料金なのだから、ケチらないでちゃんと予約をすれば良かったと後悔した。

船内のレストランは営業時間を過ぎると無料開放されるので、そちらの方で眠れるか行ってみたが酒盛りをしている若者が集まって騒いでいたし、姪っ子を1人で寝かせておくのも心配なのですぐに座席に戻った。

 

朝6時前、”我は海の子”の曲で目が覚める。

もうすぐ到着する伊豆大島を見に甲板に出た。

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「大きな島だねぇ」と姪っ子と言っていた一月後、伊豆大島が大きな災害に見舞われることになるとは・・・

伊豆大島を出てからレストランで朝食を食べた。トーストとオレンジジュース。

新島は8時半頃着。

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これは神津島なのか?赤崎遊歩道が見える気がするが・・・

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10時、やっと神津島に到着。

大型フェリー”さるびあ丸”

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港に着くと、滞在中はずっとお世話になる松盛の女将さんが車で迎えに来てくれていたが、姪っ子を見て「子供の事は聞いていない」と言う。

ツアー会社に子供の事を伝えた際、子供分の布団代と食事代は現金で現地払いという事は聞いていたが、ツアー会社側が民宿に連絡をしていなかったか、私が直接民宿に子供の予約を取る事を伝え忘れていたと思われる。

チャックインし、浜辺をお散歩しながら前浜港横にあるよっちゃーれセンターでお昼を食べた。姪っ子は日替わり定食、私はカレー。

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民宿に戻り、お昼寝をしてから海に繰り出したが、台風接近で波が荒れていたので海水浴はせずに砂遊びだけした。

前浜海水浴場から見た夕日

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今年佐渡ヶ島へ行った時に小5の姪っ子がこの時の夕日の事を覚えていて話題にしたのが意外だった。夕日などにはあまり興味ないだろうと思っていたので。

海の近くに住んでいなければ水平線に沈んでいく夕日を見る事はないので、印象に残ったのだろうか?

神津島から帰ると保育園の運動会があるので、砂浜でかけっこの強化練習をした。

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民宿で一緒になったお兄さん2人と仲良くなり、持っていた便せんでお兄さんたちに手紙を書いて渡した。

翌朝、お兄さんたちが大型客船で帰る時、松盛の女将さんが私と姪っ子もお見送りに誘ってくださったので一緒に前浜港に行った。

お見送り後、島の巡回バスで神津島温泉保養センターに行った時にお兄さんたちを乗せた船を見て追いかける。

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台風が迫っている島内は観光客はほとんどおらず、バスも貸し切り状態。

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赤崎遊歩道

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まるでWater Worldの世界

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本当は海に入って魚を見たりしたかったが、波が荒れていて魚もいなかったかもしれない。

私達の他にカップルがいて、男の子は海に飛び込んだりしていた。

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保養センターに戻り、温泉に入った後お昼を食べた。

お昼を見ながらの景色。

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お昼を食べてから姪っ子はママ(私の妹)に電話した。嬉しそう。

宿に戻ってからお土産を買いに行った。

丸島土産店黒潮商会でギョサンやキーホルダーを購入。

アイスクリーム屋さんが閉店準備をしていたが、誰も来ないからいいよと言ってくれたので購入した。

2日目の夜、眠った姪っ子が小さい声で「ママ・・・」と寝言を言った。

おおきくなったと言えどもまだまだ年長さん。寂しいのだろう。

 

3日目、波が荒いので今後いつ船が出るかわからないと女将さんが言う。

姪っ子は運動会を控えており休むわけにはいかない。

船が無理でも飛行機ならまだ飛んでいるらしいという情報を得て、前日のうちに空港に電話をしてキャンセル待ちの予約をした。20番目。絶望的。

今日もダメだろうと思い、多幸湾方面に貝を拾いに行こうとしたら普段は漁師をしているという民宿の息子さんが車で送ってくれた。

港の向こうは海が荒いから、貝を拾うならこちら側で拾った方がいいよと教えてくれた。

荒い方↓

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荒くない方↓

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日が差しているとまだまだ暑い9月。

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日陰でおやつを食べる。

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貝を拾っていると、飛行機の空きが出たという電話が来たので巡回バスに乗って前浜港に戻る。

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慌てて支度をして、民宿近くの富士屋ベーカリーにお昼を買いに行く。

飛行機に乗る前に姪っ子の体重を聞かれたがわからなかった。こういう時、母親だったら答えられるんだろうなと思う。

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飛行機に乗る前はドキドキ。姪っ子は初めての飛行機

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離陸

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さっきまで貝を拾っていた多幸湾

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さようなら神津島

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雲の上は晴れているが雲の中は揺れまくり、機内には水蒸気が!

死ぬかと思った。

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伊豆大島

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利島

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相模湾

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調布空港まで40分の空の旅。

船でも酔わなかったから大丈夫だろうと過信してしまったが、姪っ子が飛行機の揺れで酔ってしまった。子供は三半規管が弱いので気を付けなければならない。もう飛行機には乗りたくないと言った。

ツアー料金には帰りの船代も含まれていたが、船が欠航だったのでツアー会社からその分は返ってきた。

台風で海に入れなかったので、次回はちゃんと飛び込み台から海にダイブしたい。

少し大きくなった姪っ子と一緒に。