乗鞍高原@長野県
今朝の新聞に長野県の山小屋の営業開始日が掲載されていた。
今年はコロナの影響でどの山小屋も宿泊客の定員をぐっと減らして営業する方向なので、予約開始日には電話が1日鳴り止まない状況だったようだ。
連休や夏休み時期はほぼ予約で埋まったが、平日はまだ空きがある様子。
予約が取れなかった人達はテン泊に切り替えるので、テン場もいっぱいになり、テントを持って来ても場所がないという事態になり兼ねない。指定のエリアにテントを張れなかった人達は個々で場所を探す人も出てくるかもしれない。
エリア外でテントを張る人が出てくれば、たちまち山の生態系が崩れてしまうのではないか?
テント泊の場合でも予約制にすれば、人も自然も動植物を守る事につながるだろう。
日本の登山を新しいスタイルに変えていく良い分岐点だと思う。
白馬岳エリア
槍・穂高岳エリア
北アルプスエリア
八ヶ岳エリア
中央アルプスエリア
2015年5月
夕飯前にお風呂に入った。乗鞍には多数の旅館やペンションがあり、そのほとんどで白濁のお風呂に入ることができる。
夕ご飯に呼ばれ、食事処へ向かうと各テーブルは囲炉裏となっていて、お料理も美味しかった。
翌朝、朝食前にお散歩していたら私達が泊っている目と鼻の先に数年前に沢登りの前日に1人で泊まったペンションベルグハウスがあってびっくりした。
お料理がボリューミーなのでデザートを食べられなかったら、時間が経てば食べられるかもしれないと、食後に部屋まで持って来てくださった。もちろんお料理も手が込んでいて美味しかった。オーナーの奥様が嫁いで来た時に浸けたという25年物の杏子のお酒も美味しかった。露天風呂に入っている時に突然夕立が降ってきて雷鳴を聞きながら空を見上げた事などを鮮明に思い出した。
今も営業を続けていることがとても嬉しかった。
朝食後に宿の受付で周辺の情報をリサーチ。
この時の私は病み上がりで、熱等の症状はなかったが声がかすかすだったので本格的な登山はできない為、良さげなハイキングコースを教えてもらった。
いくつかのハイキングコースを組み合わせてお散歩開始。
まずはEの善五郎の滝・牛溜池コースへ。
小川付近に猫のしっぽのような植物。
川は浅くて透明で流れも緩やか。足を浸したら気持ち良いだろうなぁ。今度は姪っ子や甥っ子も連れてきて遊ばせたいなと思った。
ちょうど水芭蕉の咲く季節
宿り木
池の周りは木道になっている
牛溜池から見た乗鞍岳
残念ながら池に写る乗鞍岳をあまり綺麗に撮れなかった。
善五郎の滝
元気よく橋を渡る母。進行方向には残雪もある。
Eコースをぐるっと1周してまだ時間があったので、車で移動してBの番所大滝・千間淵コースを歩く。
駐車場からすぐに急な階段があり下っていくと番所王滝がある
千間淵大橋
ハイキングコースを抜けるとJAの裏口の方へ出た。
喉が渇いて死にそうだったので、JAの駐車場にある自販機でコーラを買って飲む。
確か1本では足りなくて2本位飲んだ気がする。
車を停めた場所までは舗装道路を歩いた。バイクでツーリングしている人達が多かった。この季節にバイクで高原を走ったら気持ち良いだろうなと思った。
駐車場へ戻ってきて、近くのお店で何かを食べたような温泉に入ったような・・・もう何年も前の事なので覚えていない。