常念岳@長野県
人の心は顔に出る。
意地悪そうだなと思う人はやっぱり意地悪な性格だったし、優しそうな人はやっぱり優しい性格だった。
優しそうな顔の人がすごく意地悪だった!っていうことはあまりないように思う。
上辺だけ取り繕うとしても、嘘で塗った皮は必ず剥がれる。
人は見かけである程度判断できてしまうので、意地悪そうな人にはなるべく近づかないようにしている(たまに向こうからやってきて意地悪をしかけてくる事もあるが、そんな時は黙ってやり過ごす)。
人から見て私の顔はどのように見えているだろう?
意地悪だったり悲しい事を背負った顔に見えてはいまいか?
困っている人がいたらちゃんと勇気をもって手を差し伸べているか?←引っ込み思案には相当な勇気が必要。
自己啓発する程の事ではないが、人として間違った方向へいかず、私が真っ直ぐにのびのびと育つことができたのは周りの人達の影響が大きかったからだろう。
いつでも穏やかに、心を乱されることなく日常を生きていたい。
2011年10月
冬直前の常念岳に登った。
この年の初雪がいつだったか覚えていないが、登山道に雪があったような記憶がない。
朝暗いうちに安曇野のスイス村に集合し、2台の車に分かれて一ノ沢登山口に向かった。
この日から登山の時にはCWーXのサポートタイツを履くようにした。この年は暇さえあれば山に行っていたので、私の膝が悲鳴を上げ始めていたのだ。結構な金額だったが、一生モノの自分の体の為を思って奮発して購入した。実際のところ、良いのか悪いのかよくわからないが、9年経った今でも穴の開くことなく履いているので十分元は取れたと思っている。
何時に歩き始めたのか忘れてしまったが、日の出日の入りが早くなってきた10月に日帰りで常念岳まで行ってピストンで帰ってくるという予定だったので、暗い中でヘッデンを点けて歩き始めた。
7:15 王滝ベンチで休憩
8:48 休憩
遠くに浅間山が見えたのが印象的だったが、カメラに収めようとしても
10:01 常念小屋到着
常念小屋の向こうにはくっきりと槍ヶ岳が見えている。
今のところ私が見た中では槍ヶ岳を一番近くに感じた山が常念岳だ。
秋晴れの棲んだ空気の中で見れたことが良かった。
10:30 小屋に不要な物をデポし、いざ常念岳にとりかかる。
結構な登りだった。久しぶりに疲れを感じた。頂上になかなか辿り着かないのだ。
これを登ったら頂上?というのが2~3回あった。
11:20 山頂に到着
小屋で見た時よりも更に近くに見える槍ヶ岳
ヘリの音が響いてきて、皆で音のする方向を見ている。
常念岳と蝶ケ岳を縦走する人が多い。いつか私も縦走してみたい。
常念小屋まで下山。登りより下りの方が怖い。景色が良すぎて視界が開けていて腰が引ける。
下山してからは1時間位お昼休憩。
17:07 一ノ沢登山口に到着
下山した頃にはヘッデンを点けるほどではないが、結構な薄暗さだった。
皆が無事に下山できて良かった。