ロボックリバークルージング@ボホール島(セブ)
コロナウィルス感染防止対策として小中高が休校となった。
原宿の竹下通りでは普段の平日より子供達で溢れていた。
「この命知らずが!」と怒鳴りつけたいところだが、中高生に自宅待機と言っても大人しく家に籠っているわけがない。
もしも私が高校生だったら、学校が長期の休みになったのを利用して今頃渋谷を練り歩いていたことだろう。
1月15日 有給休暇2日目⑤
15:30 ロボックリバー到着
長い廊下を歩いて桟橋に向かう。
このクルーズ船に乗り込む。
私達が乗り込んだ時には既に人がいっぱいだった。
ボホール島で買ったと思われるお揃いのTシャツを着たカップルがいたのだが、中国人か韓国人だと思っていたら、M氏曰く、彼女の方が日本語で「幸せ~♡」と言っていたので日本人だったらしい。
船が動き出してすぐにビュッフェで食べたい物を取ってくる。
飲み物を提供しているカウンターもあり、お金を払えばマンゴージュース等が飲める。
私とM氏はペットボトルの水を持ってきていたのでジュースは飲まなかった。
盛り付けが豪快。
ビュッフェは強いて言うなら焼きそばが美味しかった。
クルーズしている間、この川の名前を知らなかったがロボックリバーと言うらしい。
どんどん離れていく桟橋では次のお客が船に乗り込んでいる所が見えた。
船が動き始めてからしばらくは記念撮影の人達で混雑していたので、ランチを食べて人が少なくなった時に記念撮影。
突然漂着した謎の村。
船のお客がわらわらと降りて村に入っていく。
わらわらと村人がやってきて頭に花の付いた冠をかぶせられる。
ある村人と3人で写真を撮ったらチップを要求されたので少し渡した。
その後、どこに行くにもこの村人が付いてきて、いつまでも一緒に写真に写りたがる。
アルコールを口に含んで火を吹くという芸風をやっている村人もいて、一緒に写っている観光客はやはり漏れなくチップを要求されていた。
何度もチップを要求された時、言葉がわからないフリをしたり「さっき渡したでしょ」と言ってその場をやり過ごす。
村の中ではお土産を売っていたが、少しでも興味のある素振りを見せると村人が寄ってくるのでゆっくり見ていられない。
のんびりしていて良い感じの村人もいる。
見ざる聞かざる言わざるは万国共通。
「このカニのオブジェに入って遊んでいきなよ!」と誘われるも、チップを請求されるんじゃないかと思うと怖くて遊べない。
隙を見て写真を撮るのが精いっぱい。
1円もチップを払いたくないM氏は一刻も早く村から去って船に乗りたい様子。
逃げるようにして船に戻ろうとすると、村人が追いかけてくる。
「え?!チップ?何?!」
と思って村人から走って逃げる途中で気付いた。
頭に被っていた花冠の存在を・・・。
村人にお礼を言って冠を返した。
すっかり貰える物だと思って被っていたが、返却が必要だったらしい。
船に戻ってランチの続きを食べようとしたら、テーブルの上はすっかり片付けられていて何もなかった。
食後にミニバナナを食べようと思っていたのだが、ビュッフェもきれいさっぱり片付けられていた。
食べる物もなく、生演奏(1曲だけ日本の歌謡曲も唄っていた)を聴きながらのクルージングだったが、のほほんとしていてそれはそれで良かった。
後から調べたらこのランチ付きのクルージング、お値段1000円だったのでとても安い。
でも、もっとビュッフェでお腹一杯にすればよかった。