マヌカン島@ボルネオ島 6日目②
4月29日(月) アイランドホッピングの続き
ツアー会社のおじさんから手渡されていたチケットにはメモがついており、裏にはおじさんの電話番号ではなく各島を出発する時間が書かれていた。
サピ島を出発するのは12時。
だいたい1つの島で2時間位の時間をみているようだった。
桟橋に戻って船を待つ。
この船に乗ってと言われ、乗り込むとやはりあのヨーロピアンカップルがいた。
スピードが出てくると揺れるので、思わず「キャー!」とか言ってしまって恥ずかしかった。
ヨーロピアンカップルの女の子の方はジェットコースターに乗っているような感覚で楽しんでいた。
サピ島からマヌカン島へは船で約10分。
あまり日本人を見かけなかった。
ロッジもあるので大きな荷物を持ってきている人もいた。
公衆電話もある。
売店。ここの島でもステラリゾートが幅を利かせている。素晴らしい。
ちょっとした軽食を出すカフェ
売店の物価はおそろしく高かったが、カフェはそれほどでもなかった。
人の目につきやすい場所にザックを置いてシュノーケリングをしたが、クラゲ(多分ミズクラゲ)が沢山いたのですぐさま海から上がってライフセーバーの所に行き、危険なクラゲかどうか聞いてみた。危険じゃないよと言われたが、海に入る気がしない。
昔、佐渡の海水浴場でアンドンクラゲに刺されて病院で点滴を打ってもらった事があるので、クラゲには人一倍ナーバスな私だ。
この島に来てまだ30分も経っていない。持ってきたスナック菓子を食べながらボーっと海を眺めた。
中国人の女の子が海に入って騒いでいる。
「アイヤ~」と大声で言っていた。
中国の人って本当に「アイヤ~」って言うんだな・・・と思った。
映画でしか聞いたことがない。
地元のマレーシアンの女性は海に入る時も服を着て、頭に布を被って入っていた。
水に濡れて重いだろうな・・・と思いながら見ていた。頭の布は体の一部のようになっていて、水中眼鏡を着けたり外したりしても決してめくれる事などなかった。
島を出発する時間までまだ1時間以上もあるので、受付の反対側の浜辺に移動した。
先程よりもクラゲが少なそうに見えたので、もう一度シュノーケルに挑戦。
クラゲが多い所と少ない所がある。なるべくクラゲに当たらないように泳いでいたが、無理な話だ。
「ぽむ」と、脚に触れた。クラゲだ。ボール型のこんにゃくゼリーを体に当てているような感覚だった。痛くも痒くもない。寧ろ癖になる。
泳ぐたびに「ぽむ」「ぽむ」とクラゲに当たる。面白い。
魚の大群を見たりしてしばらく楽しんでいたが、「ピリッ」と触手が腕に当たった。
刺さないクラゲだと思って安心していた矢先にやられたので、怖くなってすぐさま海から出てきて海水で洗い流した。真水の方が良かったんだっけ?と考えながら。(海水で正解)
後から調べてわかったが、ボルネオ島でクラゲに刺されて亡くなった日本人のお子さんがいたらしい。
クラゲよけクリームを持ってきておけばよかった。去年佐渡に行く前に買って、まだ余っていたのに・・・。
もう海に入る勇気はなかったので、出発まで浜辺に腰かけて韓国人観光客を見て過ごした。
韓国語は知らない。海水浴する人よりも写真だけ撮って帰って行く人が多いようだった。
なぜ?