コタキナバル@ボルネオ島
昨夜はネパールでお土産を選んでいる夢を見た。
ネパールに行った事はないが、暇さえあれば地球の歩き方を見て研究している。
真面目か。
これからエベレストトレッキングに挑む直前の夢だった。
お土産を見ながら「重くなるし、帰りでいっか」と思っていたのだ。
4月29日(月)
アイランドホッピングに行った帰り道、明日の予定について考えていた。
もう少しツアー代金が安くなるか電話で交渉してみよう、現金が不足するかもしれないから両替所に行かないとな・・・、でも明日のツアーが14時からだから、両替所は明日の午前中でいいか・・・。
ジャングルツアーとは、小さな船に乗って野生の動物を見たり蛍を見たりするツアーである。
蛍なら私が住んでいる町でも十分見れる。
テングザルについては保護区で間近に見る事ができたけど、あれは野生とは言わないから、やっぱり見てみたいような気もしないでもない。
運が良ければ野生の象にも遭遇する可能性も無きにしも非ずだ。
しかし、アイランドホッピングで最後に寄ったマヌック島で1日のんびりしたい気持ちも捨てきれない。
歩いていると、WISMA SABAというビルの中にツアー会社がいっぱい入っていたので、1カ所だけ入ってみて尋ねたが、ジャングルツアーはやってないとのこと。
困ったなぁと思いながら、お腹が空いてきたのでKFCでホットチキンボールを買って食べながら歩いた。RM8.9
街中の商店街の上はBBだったり地元の人々が暮らす集合住宅のようになっている。
歩いてホテルまで帰り、洗濯をして、乾燥機をかけにコインランドリーに行った。
ホテルには乾燥機がなく、竿には常に洋服が沢山干されていて、昨日無理やり干そうと思って洋服をかけ始めたら竿が倒れ、誰の物かもわからぬ掛けてあった服やらパンツを掛けなおさなければならなかったのが嫌だったので。
料金表
紙幣も持ってきたが、なんとこのコインランドリーはRM0.5のコインしか使えないようになっている。
RM4が最低価格なので、RM0.5のコインは8枚も必要だ。3枚はある。
日本円でだって100円硬貨を8枚も持ってることなんて滅多にないというのに!
困っていると、中国系の女性がRM0.5を恵んでくれた。
ありがとう!でもまだまだ全然足りないのです。とは言えなかったので、コインランドリーの隣にあるBBで両替をしてもらった。
乾燥機をかけてボーっと待っていると、乾燥機待ちの人が2人位になった。
私の洗濯物なんてそんなにないし、10分位でパリッパリに乾いているように思ったので、私の洗濯物が乾燥中だけど、もう十分乾いてるから使う?と聞いてみたが、乾燥途中で扉を開けたら残りのタイムが0になってしまうと言っていた。
乾燥も終わり、洗濯物をホテルに置いてからナイトマーケットに出かけた。
地元の食べ物を、地元の人達に交じりながら食べたかったのだが、想像していたような活気はなく、露店は衣類やアクセサリー等の類が売られていた。全部は見ていないが、食べ物屋はなかったように思う。
しっとりしたクリームを買わされそうになるが、現金を持っていないと断ると、値段はRM20⇒RM8でいいよなんて言って、勝手にディスカウントしてくれた。が、本当にRM8も出せない位に今は現金がないんです。
大きな交差点
昨夜は眠くてあまり徘徊できなかったスーパーへ行ってみる。
昨夜と同じような時間帯なのに店は閉まっていた。
平日の閉店時間は早いのだろうか?
スーパー近くの両替所を通りかかったので、両替できるか尋ねたが、もう閉店しちゃったから明日来てねと申し訳なさそうに答えてくれた。(写真は帰国日の朝)
夕飯をどこで食べようかと途方に暮れ、横断歩道で同じタイミングで待っていた地元の若いお姉さんにマレーシアの地元料理で美味しい店があるか聞いてみた。
すると、私の泊まっているホテルの向かいにある海沿いにあるお洒落なレストランを勧められた。
いくつか店があるけどどこ?と尋ねると、ちょうどそっちに行くから案内するよ~と言われて着いていった。
お姉さんが店のドアを開けて店内に入ると、フェミニンな男の子がお姉さんに挨拶する。
よく見るとお姉さんと同じ黒いポロシャツを着ていて、後ろの首元には黄緑色の同じマークが入っていた。
あれ?と思ってお姉さんに聞いたら、なんとお姉さん、このお店の従業員で、出勤前にちょうど私に声をかけられたのだ。
ここのレストランは海沿いにあるし雰囲気も良く、気になってはいたがお高いんじゃないの?と思って入れずにいたが、良心的な値段だった。
私はミーゴレン(RM12)とゼリードリンク(RM6)を注文した。
ミーゴレンは東南アジアではお馴染みだが、ゼリードリンクはマレーシアのドリンクのようだった。
黒蜜味のゼリーが入ったミルクティーだった。
食べながら明日の事を考える。
ジャングルツアーかマヌック島か。
考えながらふと思った。
今日って何日?
食べ終えてホテルに戻り、受付にいた従業員のジェイソンに尋ねる。
「What day is today?????」
まさか私の人生で英語の授業以外でこのセリフを言う日が来るとは思わなかった。
ジェイソン曰く、今日は29日とのこと。
私は明日、飛行機で帰らなければならなかったんだった。
ジャングルツアーやマヌック島に行ってる場合ではなかったのだ。
1週間も働いていないとこうなる。
ジェイソンとその友達のブラウンと話をしながらパッキングをした。
ジェイソンは3か月間福岡に住んでいたことがあるので日本語がしゃべれる。
3か月だけなのに凄いなと思った。
そんなにしゃべれるなら日本で働いたらいいよと勧めたが、腕のタトゥーがあるから日本で会社員になるのは難しいと言っていた。
友達のブラウンはカヤックのイントラをしている。
2人に日本から持ってきて使わなかった物をあげたりした。
1プッシュで蚊がいなくなるスプレーやお茶の類。
大きなスーツケースにはお土産はほとんど入っていなくて(これからしこたま買う予定だった)、あっという間に終わった。