黒斑山@長野
年末からの金欠が続いている。
30000円の羽毛布団は暑すぎて毎日寝汗をかいては悪い夢で目が覚める。
早々に羽毛布団をクリーニングに出し、今は綿布団で寝ている。
他にもちょっとした事件があり、毎年恒例である2月のパタゴニアのセール期間中なのに、欲しい物はいっぱいあるのに、金欠で買えなくてつまらない2月を過ごしている。
先月の黒斑山は途中で引き返してきたので、今回はちゃんと登った。
2月だというのに登山口(標高約2000m)までの道路に雪はなく、冬用タイヤじゃなくてもスキーに来れてしまう環境はなかなかない。
今回のコースタイム
9:40 登山口発
11:10 黒斑山着
11:30 黒斑山発
12:20 登山口着
コースタイムがざっくりし過ぎている。
何度も登っているので途中のコースタイムは見なかった。
先月からトレーニングを開始したがコマネチの具合があまりよくなく、痛い時は無理して登ったりせずに割とじっとしている。
本当はじっとせずに旅行でも行きたいところだが、4月にマレーシアを控えているし、羽毛布団は暑くて使えなかったし、極力お金を使いたくない。
登山道は雪はあるけれど新雪ではなく、今回はスノーシューを履いている人は見かけなかった。
軽アイゼンで十分。
いつもの冬山ではファイントラック、ベースレイヤー、ニット、フリースで登るが、とても暑かったので途中でフリースも脱いだ。
汗をかかないように登ることを心掛けるが、ゆっくり登っていても背中に汗をかいていた。
途中で写真撮影の時間をゆっくり設け、汗が引くのを待つ。
空気が澄んでいるので遠くの北アルプスまでバッチリ見える。
中央アルプスもバッチリ見える。
バッチリ見えるが、カメラの調子がおかしい。
ズームにすると、たちまち「レンズの調整がおかしい」というようなエラーが出て暗くなってしまう。
騙し騙し撮影したが、後で見ると綺麗に見えていた富士山が写っていなかったりして悲しかった。↓これは唯一撮影に成功した富士山。
晴れていてほぼ無風だったので浅間山もバッチリ見えた。だいぶ雪が融けている。
こんな日は山も人で賑わう。
トーミの頭までの途中で富士山の写真撮影をしていると、先程追い越していった年配の女性が仲間の人達に「ダメだ~!これ以上は怖くて!」と言って引き返してきた。
私も高所恐怖症だが、私より重症らしい。
あとちょっとで頂上だけど、下山の恐怖はわかる人にしかわからない。
無理に登っても下山できなくなったら困ると思ってしまう。
積雪期でなければ頂上まで行けただろう。
トーミの頭から黒斑山へ向かう時は渋滞で、シニアグループの後ろに付いて登った。
頂上も大勢のシニアで賑やか。
私はシニアグループの楽しそうなやり取りを眺めつつさけるチーズ(スモーク味)とチョコレート、はちみつ入りの紅茶を堪能した。
頂上で食べようと思っていたチャルメラはお腹が空いていないので食べなかったので、持ってきた水1ℓは1滴残らず持ち帰ってきた。
下山時は汗をかくことがないのでセーターの上にダウン、その上にフリースを着る事が多いが、歩いていたらとても暑く、途中でダウンとフリースを脱いだ。
登りも下山も同じ格好というのは冬山では珍しい。
それだけ暖かい日だった。