マホガニーフォレスト@ボホール島(セブ)
1月15日 有給休暇2日目③
ターシャ保護センターを後にした。
私とM氏はボホール島のツアーでチョコレートヒルズとターシャ以外はどこに行くのか全く興味がなく、ガイドに連れられるまま流されていたので、メインの2つが終わってしまったら「この後どうする?」状態だった。
ガイドは日本語が話せないし、次はどこに行くとかいう説明もない。
私たちも「次はどこに行くのか?」という質問もしなかった。
途中、突然ガイドがこの辺で写真撮る?と聞いてきた。
私とM氏は「えっ!?ここで??この何もない場所で?!」と少し困惑したが、そこは相手の好意を断れない日本人。
車を止めてもらって写真撮影をすることにした。
車が途切れた瞬間を見計らって記念撮影する困惑気味の私とM氏。
ガイドの携帯でも写真を撮った。3人で。
「なぜ?会話もろくに弾んでもいないのに・・・。写りたがり?」と不思議に思ったが追及しなかった。
そして、その後「ボスに電話する」と言って電話をかけ、少し話したかと思ったら電話を渡されたので代わったら「タノシンデマスカ~?」というジョナサンの声。
ボスとはグッチのセカンドバックを小脇に抱えたジョナサンのことだった。
そして、ガイドの携帯で撮った写真はボスに送り、「しっかりガイドの仕事やってまっせ!」という証拠写真だったようだ。
なるほど。3人で写真を撮った意味。
普通の森を抜けるドライブ中に写真なんて撮るのもおかしいと思っていたが、車を止めて写真を撮っているのは私たちだけではなかった。
帰国後、調べてみたらこの一帯はマホガニーフォレストと言われ、マホガニーという木の森だった。
マホガニーの木は高級家具等の材料として使われているらしい。
そして、インスタ映えを狙ってこの森で写真撮影をするのが流行っているとな。
「ふーん・・・」
日ごろから映えを狙っていない私とM氏は写真撮影だけでは興味がなく、どうせなら小1時間位森の中を散策できる方がよっぽど楽しいのになと思った。