伊勢神宮@三重県
2013年8月
「夏の暑さを甘く見ていたら痛い目にあった」そんなお伊勢さんの旅の始まりは、伊良湖の波乗りからスタートした。
夜通し車を運転してきて眠かったので、海に入っている時間より眠っている時間の方が長かった。昼前にはすっかり落ち着いてしまった波。
お昼はカップラーメンを食べた。
助手席にサーフボードを乗せて次の目的地へ。
夏休みの高速の渋滞をなめていた。
ちっとも進まず、時間だけが過ぎていく。
記憶が定かではないが、高速を音羽蒲郡から乗って隣の岡崎で降りるまでに1時間半はかかったような気がする。
高速より下道の方がまだましだった。
夕方前にたまたま見かけた刈谷ハイウェイオアシスに入ったら、その大きさに驚いた。
(後から知ったが、人気のあるPAだったらしい)
観覧車やメリーゴーランドまである。なんておおきなPAだ!ラッキー!
子供の遊具には目もくれず、疲れた体を休めるべく温泉(¥890)に向かった。
23時まで温泉に入ったりリクライニングスペースで時間を潰し、出てきた頃には道路はすっかり空いていた。
豊明から高速に乗り、伊勢湾岸道を走る。
リクライニングスペースでは人が大勢いたので全く眠れず、眠くなってきたので伊勢湾岸長島PAに車を停めて仮眠することにした。
最初はスヤスヤ寝ていたが、段々と爆音が響いてきて人々の話し声が聞こえてきたりと騒々しくなってきたので目が覚めた。
何事かと思って周りを見渡すと、私の車の周りには手の込んだ車ばかりが止まっていた。私の洗車もしていないような小型車は私しかいなかった。四方八方が凄い車に取り囲まれていた。
しかし、眠気には勝てないので移動もせずに眠り続けた。どんな環境でも眠れるというのは逞しい。
(後々警察密着24時を観ていて知ったのだが、このPAでは夜な夜なこういう集会が開かれているらしく、警察の取り締まりも行われているらしい。知らなかったとはいえ、その場で眠り続けた神経の太さに乾杯)
仮眠の後、再び高速を走らせる。
途中のJCTで「伊勢」と書かれているのを見て、ついでだからお伊勢参りをしようと思い立ってそちらの方面へ。
ちょうど持っていたガイドブックにはお伊勢さんも掲載されていた。
順番は外宮をお参りしてから内宮をお参りするらしいが、知らずに内宮からお参りしていた。
朝の5時だというのに蒸し暑い。内宮の駐車場はガラガラ。金魚を見て涼む。
まだひっそりとしているおかげ横丁
目玉の親父のような提灯
お伊勢さんの鳥居
まずは手水舎で手と口を清める。
すぐ近くにある五十鈴川で手を水に浸し、清らかな気持ちにする。
清らかな気持ちになったかどうかは自己判断なのでよくわからないが、手首を冷やしたことで少し暑さから解放される。
ここから先の内宮の画像がない。よく思い出せないが、多分暑さで意識が朦朧としていたのだろう。
川の写真の次はおかげ横丁で撮った写真だった。
お腹がペコペコだから朦朧とするのかな?と思って赤福本店に入って盆(¥220)を食べた。
こういう時は餅を食べたら元気が出てくる。
おかげ横丁は早朝すぎてどこの店もまだ開店していなかったし、朝の5時から営業している赤福すごい。
お伊勢さんの夏は朝から暑いなと思いながら風鈴を見上げていた。
涼し気な水色の玉
外に出ると、山車がやってきた。何かのお祭りだろうか?
大きな山車で車輪も大きい。
続いて外宮へ移動。離れているので車ごと移動した。
駐車場から少し歩いているだけで滝のような汗が流れてくる。
正宮へと向かって歩いている時、真横を大きな物体が通り過ぎていった。
白馬だった。皇室の菊家紋の布をかけている。
後から調べたら、皇室から伊勢神宮へ贈られる神馬だった。
その神馬が毎月1日・1日・21日に正宮へお参り するらしい。
大人しく引率される神馬。体は大きいけどかわいい。人懐っこい感じ。慣れているのだろう。
その存在のなんと神々しいこと!!
あと5分ここに来るのが遅かったら、間違わずに外宮からお参りしていたらこの場に遭遇しなかったと思ったら、全てが良い方向に導かれているとは思わずにいられなかった。
神馬のお参り風景を見守った後で正宮にお参りして、最近御朱印帳を買ったという山の師匠の為に御朱印を書いてもらった。
パワースポットの1つでもあるカメ石