佐渡島/1日目@新潟県
「猫みたい」と言われたことが今までの人生で3度あった。
私はわがままでも気まぐれでも自分勝手でもないつもりだ。自分では忠犬ハチ公の次に従順な犬のような性格だと思っていただけに驚いた。
人から見た私はわがままで気まぐれで自分勝手なのかもしれない。
もしくは毎日会社に来て仕事をし、ジムで体を動かしているが、自分を人間だと思っている猫なのではないかと思う時がある。 注)ヤバイ薬をやっているわけではない。
爪は研がないが、昔家で飼っていた猫も爪を研がない猫だった。
これからは猫として生きよう。
空気を読まずに言いたいことを言い、機嫌が悪ければ爪で引っ搔く。怒りがMAXに達した時にはガブする。
猫は猫でも私が目指すのは飼い猫ではなく、野生の凶暴なマヌルネコだ。
次は人から「マヌルネコみたい」と言われるような私になろう。
2016年8月 1日目
年長さんの時に姪っ子や甥っ子と2人旅をしている。
姪っ子の時は神津島を旅した。
大きい方の甥っ子は男の子なのでキャンプをすることにした。場所は佐渡島。
私は中学生の夏に一度佐渡島に来たことがある。受験生だったので家族旅行に行くか行かないか迷ったが、私の人生で思い出深い旅となったので、あの時行っておいて良かったと今でも思う。
小型車にキャンプ道具をぎゅうぎゅうに詰めて直江津港に向かい、早朝の新潟汽船フェリーに乗り込む。
車のまま船に乗り、指定された場所に停めたら鍵をして船内の座席に移動。
ひたすら島の西側を走り相川でガソリンを入れたりコンビニに寄って、尖閣諸島で休憩。潮の香りが心地よい。妹に電話して甥っ子の様子を伝えた。
海沿いを車で走っていると、ひまわりが咲いている場所があったので写真を撮った。
二ツ亀キャンプ場に到着し、幕営の受付(大人¥860/子供¥540)。
こちらのキャンプ場は敷地内に二ツ亀ビューホテルがあり、日帰り入浴料を払えばキャンプ場利用者でもホテルの大浴場が利用できるので便利。また、ホテル内の売店には氷なども売っているので、2泊以上する場合のクーラーボックス事情にやさしい。
テントは私がいつも使っている山岳用テントを持ってきた。1~2人用なのでほぼ1人用だが、ちびっこだったら大丈夫だ。下に引くマットは1枚しかなかったので、一応ヨガマットも持ってきた。
あまり良い場所が空いていなかったので、テント設営は傾斜のある場所になってしまった。
着いてすぐに海に行きたがる甥っ子に、もうすぐお昼だからと言ってホットケーキを焼いて食べさせた。
食べてから30分~1時間位して、いよいよ海へ!
二ツ亀の島へ続く道の右側は少し波が荒かったので、左側の方の海で遊んだ。
遊べない右側の方の海を見つめる甥っ子。
右側の方の海には大きなクラゲもいっぱい
左側の方の海で遊ぶ。透明度は右側の海の方が良い。
体が冷えてきたから磯遊び
岩の間に
こういう貝がくっついている
虫かごをじっとみつめているが、この時何が入っていたかは記憶の彼方・・・
夏と言っても新潟の海は水温が低いのですぐに体が冷えてくる。
テントに戻って夕食の準備を始める。
今夜はBBQだ。大きなBBQコンロは場所を取るし、今回は2人しかいないのでホームセンターで買ったインスタントBBQコンロを持ってきた。
燃料も入っていて、終わったら捨てれば良いので後片付けの手間が省ける。
食後は後片付けをして、海の方へ夕日を見に行った。
佐渡島は夕日百選の場所に選ばれているということは帰ってから知った。
今後、この夕日やキャンプの事を思い出す日が甥っ子にもやってくるだろうか?
自然や動物を好きな甥っ子なので、少しでも影響を受けた旅として心に残っていてほしい。
私の好きな能登半島まで137km。結構近い。300km位になると想像できそうでできない距離になってくる。769km先のウラジオストクなんて、宇宙ほど遠いのではないか。
夕日を見た後、ホテルの大浴場へ浸かりに行った。
暗いので懐中電灯は必須だったが、この時の暗闇が怖かったと、後に甥っ子が言っていた。