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仕事を続けながら休日に旅をするOLのブログです。

野沢温泉@長野県

2016年6月

私と母とM氏の3人で野沢温泉に向かった。

途中、飯山辺りで道の駅に寄ったが、欲しい物があったらまた帰りに寄りましょうと言ってそれぞれが値段だけチェックしておいた。

道の駅には野菜や花が売られていた。

野沢温泉の観光案内所に立ち寄り、温泉スタンプラリー的な集印めぐり(¥420)に参加を決める私。

印を10個集めればオリジナル湯タオルが貰えるらしい。

母とM氏は参加しないようだ。

でも、M氏は記念に手ぬぐいを買うと言う。私も釣られて購入した。

宿泊するホテルでチェックインをした後に近所を散策。

温泉街にあるそば処大茂んで蕎麦を食べたが、この時の私はまだ山菜の素晴らしさに気付いていないので普通に天ぷらそばを食べた。

食後はホテルに帰りながら途中にあったおぼろ月夜(¥300)の館を見学。

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日本人なら誰もが聴いたことのある「朧月夜」「春が来た」「故郷」の作詞を手掛けた高野辰之の記念館。

確か夕方の鐘の音を聞いたと思うが、はっきりと覚えていない。

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民家の間を散歩していると小さい川がいくつもあることに気付く。地元の方たちはこの川で冬になるとお菜(野沢菜)を洗ったりしているのだろうか?

時が止まったかのようなこんな感じの古民家で暮らしてみたい。

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ホテルに帰り、夕飯前に温泉に入った。

夕飯は根曲がり竹のお味噌汁(竹の子汁)と焼き物(焼き竹の子)が美味しかった。

この時初めて山菜の美味しさに気付いて悔しかった。

なぜ今まで気付かなかったのか!

それは私の筍嫌いによる食わず嫌いが原因だろう。

こんなに美味しいのだから、さすが皆山に入って熊と戦ってでも食べたくなるというものだ。

部屋に戻ってきて撮影した朧月夜

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夕飯を食べ過ぎたのでM氏と夜の散歩に出かける。

ちょうどこの日、村ではたけのこ祭りをやっていたので狭い通路に沢山の屋台が出ていて、地元のちびっこがいっぱいいた。夕飯前だったら何かしら買い食いしてしまっていただろう。

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ふらふら歩いていると、川の方を覗いている人たちがいた。

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蛍が飛んでいた。

関西弁の女性が「私達は毎年この時期に蛍を見に来ているんです。ほら!」と言って持っていた紙コップの中身を見せてきた。

「えっ・・・」私とM氏は言葉を失った。

紙コップの中には無数の蛍が入っていたのだ。

帰り道、自然を愛する私とM氏は「蛍は捕まえたらダメですよね。遠くから飛んでいる姿を見るのが良いんであって・・・あの女性は毎年あんな風に蛍を閉じ込めて、来年もまた捕まえに来るのでしょうか」などと言いながら、女性に意見することができなかった自分たちを責めてがっくり肩を落としていた。

 

夜の麻釜は誰もいなくてひっそりしていた。

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外湯はまた明日

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部屋に戻ると母は眠っていたので私とM氏で家族風呂に入った。

お手製の梅酒を持ってきていたので風呂上りに炭酸で割って飲んだが、M氏はロックで飲んでいた。

 

翌朝、眠っているM氏を起こさないように私と母とで朝一に出かけた。

昨日食べた焼き竹の子の魅力に取りつかれていた私は、地元のおばちゃんが売っている根曲がり竹を購入した(家に帰って再現してみたが、ホテルで食べた時のようなホクホク感は再現できなかった)。

寝坊助のM氏にも温泉の化粧水や食べる物など、お土産を買って帰った。

朝食後、ホテルをチェックアウトし、車はそのまま置かせていただいて外湯巡りにでかけた。

私は昨日買った集印帳をごりごりやってラリーに必死。

真夏のような暑さの中、外湯で着たり脱いだりを繰り返す。

ふるさとの湯(¥500)アジサイが綺麗だった。

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外湯ではざぶっと湯船に浸かるだけだったので、石鹸を使って全身を洗った。

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麻釜に戻ってくると温泉卵が温められていたが、私達は体験型なので生卵を買って自分たちで温めて食べた。温めている間に近くのお土産物屋さんでこごりの塩漬けを買ったりした。

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もうすぐホテルに着くという所で湯沢神社へも立ち寄った。

なぜならここにも集印の道具が設置されていたからだ。

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帰り道では飯山の道の駅に寄ろうと言い出す人がいなかったのでそのまま素通りしてきた。