和室テント@家から8km
私にとってコロナを身近に感じたのは、セブ島で感染者が亡くなったというニュースが報じられた2/2だった。中国以外の国で初の感染者死亡のニュースだった。
私達がセブ島に滞在していたのは1/12~1/15。渡航する前から中国で新型インフルが流行り始めたらしいというニュースが出だした頃だったから、空港や飛行機の中ではマスクを必ず付けていたが、アルコール消毒もそれほどしていなかったし、セブ島に着いてからはマスクすらしていなかった。
亡くなった人は1/21にセブ島へ入国したらしいので滞在時期はダブっていないが、何とも言えない怖さを一瞬感じた。それなのに・・・
1/15 日本国内で初の感染者
1/23 武漢閉鎖
日本ならなんとか感染を防げるだろう、武漢みたいに閉鎖にはならないだろう、大丈夫。防止対策をしつつもどこかで高を括っていた。
2/下旬頃 フランスやイタリアで感染者が急激に増え始める
これはもう日本も危ないと、ようやく気付く。
日頃から「ありがとう」とよく言っている。
最近は「今までありがとう」と言うようになった。
どちらかがコロナに感染して回復しなかった場合の事を想定し、会うのはこれが最後かもしれない。死んだらゆっくりお別れの挨拶もできないみたいなので、今のうちに言っておきたい。
今朝、仕事前に妹の家に寄って兜が飾られている和室にテントを組み立てた。
寝袋も。
妹曰く、小4と小2のボーイズは最近些細な事で喧嘩をしがちらしい。
子供達もストレスが溜まっているのだろう。
本当なら一緒にテントを組み立てたかったが、会社帰りに寄ったらたちまちリスクは上がる。今はそれすらもできない。ちびっこが学校に行っている時間帯を狙って設営。
大好きな人達に会えないというのはこれほどまでに辛いものか。
うるさいくらいに元気なちびっこのやかましい声が懐かしい。